2019年2月2日土曜日

貼るだけの人工膵臓の動物実験に成功



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糖尿病治療に朗報

貼るだけの人工膵臓の動物実験に成功


機械式のインスリンポンプでは無くて、貼るだけでOK?
これは、期待が持てます。




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ちょっと前の2019年1月18日 金曜日の
糖尿病ネットワークの記事です。

貼るだけで血糖コントロール 世界初のマイクロニードル型の人工膵臓 | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク貼るだけで血糖コントロール 世界初のマイクロニードル型の人工膵臓 | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク 


貼るだけの人工膵臓

これは凄いです。

画像は糖尿病ネットワークからお借りしています。




ーー引用ーー
 東京医科歯科大学などが、世界初の「エレクトロニクス制御フリー」「タンパク質フリー」「ナノ粒子フリー」なアプローチによる人工膵臓デバイスを開発し、糖尿病モデルマウスでの実証実験に成功したと発表した。
ーーーー

電気を使わない。
タンパク質を使わない。
ナノ粒子を使わない。

これだと、アレルギーなども防げて、簡単に使用できそうな気がします。
非常に画期的ですね。
但し、まだマウスでの実験に成功した段階です。
人間での治験は、いつから始まるのでしょうか?


ーー引用ーー
 これまで、グルコースオキシダーゼやレクチンなどのタンパク質を基材とする人工膵臓が試作されてきた。しかし、生体由来の材料には限界があり、タンパク質変性にともなう不安定性や毒性が不可避であり、実用化には至っていない。
 そこで研究グループは、タンパク質を一切使用しない、完全合成材料のみによるアプローチを開始した。そして、外部刺激に応答して物理化学的性質を変化させる「スマートゲル」を開発するのに成功した。
ーーーー

タンパク質を使用すると不安定だったり毒性が有ったりと面倒なことが有るんですねー。
そこで「スマートゲル」を開発。
この発想と開発は、どこから来たのでしょうか?
世の中には頭のいい人がいるんですね。

ーー引用ーー
 この人工膵臓を健常および糖尿病のモデルマウスの皮下に留置する実験を行い、「クローズド・ループ型」のインスリン供給を実現するのに成功。開発したデバイスは2ヵ月以上、連続的な血糖値検知と血糖値変動に応答したフィードバック機構によりインスリン供給を調整し、血糖コントロールを改善することを実証した。
ーーーー

この実験では、皮膚に貼り付けでは無く、マウスの皮下に留置したようです。
2ヵ月以上血糖コントロールができたということです。
2ヵ月とは凄いですね。
でも、マウスに必要なインスリンの人間に比べれば非常に少量でしょうし、人間の場合はどうなるのか?




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ところで、ちょっと思ったのですが
皮膚に貼り付けた場合、そこのインスリンはお風呂の温度に耐えられるのでしょうか?
使用中のインスリン製剤の保管温度は、1度から30度というものが多いです。
高いものでも37度まで。
実験用のマウスは、当然お風呂には入らないでしょうから、こういう人間の行動による影響は分かっていないはず。


40度のお風呂に長時間入っているような場合に、大丈夫なのか?
しかも皮膚の外なので、体の体温調節の外の世界になります。
皮下に注射で注入している少量のインスリン製剤とは状況が違います。
そして、インスリン製剤の注射は基礎インスリン用のベーサルでも24時間程度で消費されますが、貼り付け式の場合は長期間。
体温以外の温度の影響を長期間受けるはずです。


サウナなんかに入ると、もっと高い温度に。
サウナは無理かなぁ。
私は、普段のお風呂はシャワーだけですし、サウナに入る習慣もありませんが。

とりあえず今後の研究に期待です。


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