2019年1月29日火曜日

通院時に血液検査とフリースタイルリブレと血糖測定器の血糖値を比較しました。2019年1月編



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2019年です。
新しい年ですねー。
って、この記事を書いているのは2019年1月29日 火曜日です。
もう1月も終わるやん!
(正確には通院の後に、書いていたのですが時間がかかりました。ダメ人間です。)

2019年1月16日 水曜日
2019年1月の糖尿病の通院です。

今回も同じように、通院時の静脈血の血糖値とフリースタイルリブレの血糖値を比較してみました。




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これを毎回やると、結構面倒なのです。
私は手抜き人間ですよ!ダメ人間ですよ!

採血前にこっそりSMBGで測定
採血後にもこっそりSMBGで測定
面倒です。

自己血糖測定器の精度がどの程度なのか知りたい人がいるようですが

それなら、病院での測定値と比較するしかないですよね。
病院の血液検査は静脈血です。
自己血糖測定(SMBG)の場合は、毛細血管血です。

血液の血糖の量は
動脈血 > 毛細血管血 > 静脈血
この順番で高いということです。
血糖(グルコース)は動脈で運ばれ、毛細血管で細胞に運ばれます。
グルコースの一部が細胞に取り込まれた後に、静脈に戻ります。
なので、静脈血の血糖値は動脈血より低くなります。
血糖値が高いときは、動脈血は静脈血に比べて10mg/dL以上高いというような情報もあります。
血糖値が低いときは、動脈血と静脈血の血糖値の差はあまりないそうです。
(自分自身で比較したことは無いので、正しいのかは分かりませんが。)


自己血糖測定(SMBG)は毛細血管血で血糖値を測定します。

そのため、静脈血より血糖値は高いのですが、血糖測定器の補正によって静脈血の血糖値の値に近づけています。

それと、重要なのが温度による補正です。
血糖値の測定は、電極(センサーチップ)の酵素とグルコースの反応を電気的に読み取るのですが、酵素とグルコースの反応は温度によって変わります。
酵素の反応は温度によって変わります。
温度が低いと反応は低くなり、温度が高いと反応は高くなります。
そのため、温度がある程度高い方が測定値の精度が良くなります。
私の経験では、25度近辺が良好なようです。

温度補正は、自己血糖測定器の本体の温度で補正します。
そのため、測定器の温度とセンサーチップの温度は同じ温度である必要があります。
血液のグルコースと酵素の反応は、センサーチップの温度に依存しています。
温度補正は、本体の温度に依存しています。
温度が同じでなければ、温度補正が狂うことになります。
自宅で同じ環境に置いている測定器とセンサーチップの場合は、温度も同じでしょうから問題ないと思います。
しかし、外や移動した後の外出先での測定の場合は注意が必要です。
特に今のような冬の寒い時期は、外で風が強い状況で測定すると、センサーチップの温度は測定前にかなり低下します。
血糖測定器本体との温度差が大きくなります。
そのため、温度補正の温度差による誤差が大きくなる可能性が大です。

なんか余談が長くなりました。



今回の病院での血液検査の結果は?

こんな感じです。

HbA1cは5.2%
空腹時血糖値は126mg/dLです。
空腹時血糖値が高いです。
寒いところを歩いて病院に来たストレスの影響だと、私は思っています。

この日の血液検査の結果です。

年末年始の飲酒量が多かったためか、肝臓の数値が少々悪くなってます。
あかんやん!

この日はインスリンも測定してもらいましたが、この結果は次回の通院時に確認します。


健康な若い皆さん、二十歳の献血!お願いします。
オッサンの場合は、老化が激しいですね。
これでは献血はダメかも。。。

若いころは献血をしていましたよ!
若いころから血圧が高かったので、400mlの献血が他の人の倍速で終了していました!
これ、自慢するところでは無いですね。



今回の血糖値の変化と病院での測定値です。

血糖値は
フリースタイルリブレ
フリースタイルリブレの電極(SMBG)
Contour NEXT USB(SMBG)
Contour NEXT EZ(SMBG)
この順番です。
(SMBGは自己血糖測定の英語 Self Monitoring of Blood Glucoseの省略形です。)

時刻に近い方の血糖値は、フリースタイルリブレの15分周期の自動記録の血糖値です。

10:04     114
10:06     117
病院で受け付けと保険証の確認
9:59 112
10:18     115
10:22     117,128,135,131
採血前に、血糖値を確認
フリースタイルリブレのセンサーの血糖値は少し低いです。


10:14 116
10:36     134
この後に採血です。採血まで今回もかなり待ちました。
検査待ちの患者さんが多かったです。

10:39     132
採血後にリブレで血糖値を読み取り。
採血による血糖値は126mg/dLです。

10:29 128
10:46     130,134,142,138
採血後に血糖値を確認
今回の静脈血による血糖値は126mg/dLです。
リブレのセンサーを含め、SMBGの血糖値はすべて高めですね。
リブレの血糖値は採血前より、かなり上昇しています。
血糖値は、通院前から上昇傾向だったんですね。



10:55     123
10:44 127
11:02     138(喫煙)
診察までの待ち時間に喫煙できる場所でgloを吸いました。

11:06     140
喫煙後にちょっと上昇しています。
寒い時期にリブレの血糖値が喫煙後に上昇するというノイズだと思います。

10:58 133
11:13 137
11:42     136
11:28 137
11:43 132
12:00     128
12:12     127
11:59 129
12:20     124
12:13 127
12:28 114




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病院での採血による静脈血の血糖値126mg/dLとの差は

採血前
リブレ 134mg/dL,+8mg/dL(採血直前の比較)
リブレ電極 128mg/dL,+2mg/dL
Contour NEXT USB 135mg/dL,+9mg/dL
Contour NEXT EZ 131mg/dL,+5mg/dL


採血後
リブレ 132mg/dL,+6mg/dL(採血直後の比較)
リブレ電極 134mg/dL,+8mg/dL
Contour NEXT USB 142mg/dL,+16mg/dL
Contour NEXT EZ 138mg/dL,+12mg/dL


これだと、フリースタイルリブレの電極によるSMBGの血糖値は安定して採血の血糖値と近い感じですね。
今回のフリースタイルリブレのセンサーも、良好な感じです。

Contour NEXT USBとEZは少し高めです。
ネットでも「血糖値が高めに出る。」という情報が有ったりします。

Contour NEXTシリーズは、血糖値が高くなると、測定値が高めに出る傾向にあるのかもしれません。

このあたりは、通院時に採血の血糖値と比較して確認するしか無いですね。

但し、広い範囲の血糖値での比較ができるわけではありません。

興味本位で、採血による血糖値と自己血糖測定器の血糖値の比較が何回もできる環境にある医師が、時々羨ましくなることもあります。
(そんなに頻回、静脈からの採血をするのも、痛いのであれなんですけどね。)

今回もSMBGでの採血は、手のひら採血で行いました。
私の場合は、常に手のひら採血で自己血糖測定を行っています。
手のひらだと痛くないからです。

手のひら採血、どうですか?
痛くなくていいですよ。


2ヵ月前の通院時の記事は、こちらです

通院時に血液検査とフリースタイルリブレと血糖測定器の血糖値を比較しました。2018年11月編 - 50代 糖尿人の手抜きな日常通院時に血液検査とフリースタイルリブレと血糖測定器の血糖値を比較しました。2018年11月編 - 50代 糖尿人の手抜きな日常 

読んでいただけると嬉しいです。
(*- -)(*_ _)ペコリ


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