平昌オリンピックでも羽生結弦選手の努力は報われました。
金メダル、本当におめでとうございます。オリンピック2連覇は本当に凄いです。
世界中の羽生選手のファンが歓喜したことでしょう。
なぜか今回のオリンピックをTVを見ていて、私は非常に冷静でした。
何年も見てきているからでしょうか?以前はもうハラハラドキドキすることが多かったのですが、ここ最近は落ち着いて冷静に見ることが多いです。
今日の試合を見ていて一番の感想は、「本田武史さんの解説は本当に分かりやすいなぁ。」というものです。
そこなの?そこなのか?
このNHKのサイトの動画は、実況と解説が無いものです。
見逃した方、ワーキャー言いながら見てください。https://sports.nhk.or.jp/video/element/video=35848.html
私はTVの前でいつものように「落ち着いて、集中して」と羽生選手に声をかけます。
私のいつものルーティーンです。
全ての選手の演技の前に、行います。
会場で観戦するときは声には出しませんが、自宅でTVの前ですから声に出します。
「実力を出し切って欲しい」そういう思いからやっています。
演技の技(エレメンツ)の構成です。
4S(4回転サルコー)完璧です。美しすぎる。
4T(4回転トウループ)
これも完璧。
3F(3回転フリップ)
FCCoSp(フライング足換えコンビネーションスピン)
StSq(ステップシークエンス)
ここから後半のジャンプになります。
4S+3T(4回転サルコー+3回転トウループ)
完璧です。
4T(4回転トウループ。ステップアウト。手をつかずに堪えた。)
2回目の4Tが、コンビネーションジャンプにならなかったので、繰り返し(リピート(REP))となり、基礎点が減点されます。
3A+1Lo+3S(3回転アクセル+ハーフループ+3回転サルコー)
直前の4Tがコンビネーションジャンプにならなかったので、ここで3Aをコンピネーションジャンプにするという、冷静な判断です。
3回転アクセルから3連続のコンビネーションジャンプに即座に変更できるというのは、その実力と練習の賜物だと思います。
このコンビネーションジャンプは、難しいジャンプなのです。
3Lo(3回転ループ)
3Lz(3回転ルッツ。着氷が危ない。堪える。)
回転軸が傾き過ぎたので、着氷時につま先のトウピックが氷に引っかかりすぎ、危うく転倒しそうになったように見えました。見ていてヒヤッとしました。
CSSp(足換えシットスピン)
ChSq(コレオステップシークエンス)
ハイドロ素晴らしい。レイバックイナバウアーもステキです。
CCoSp(足換えコンビネーションスピン)
会場全体が、歓喜の渦です。
全員スタンディングオベーションですね。
私もTVの前でスタオベです。
ワクワクさせて頂きました。
ありがとうございます。
大量のプーさんがリンクに投げ込まれます。
今日も大漁!
ISUのページは、羽生選手の歓喜がドーンとのーってますね。
https://www.isu.org/figure-skatinghttps://www.isu.org/news-inside-isu/127-owg-figure-skating-news/11921-the-battle-of-the-quad-kings-men-s-event-looks-wide-open?templateParam=15
ISUのリザルトのページです。
トップhttp://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/
得点の詳細のPDFのページです
http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_MenSingleSkating_FS_Scores.pdf
羽生選手のFSの得点は2位です。
ネイサン・チェン選手の技術点が凄すぎるからです。
スピンはすべてレベル4ですが、ステップシークエンスはレベル3ですね。
ステップアウトした4Tは繰り返しもあり、5.87点と厳しいです。
演技構成点は96.62点
これ以上の高得点は、ほとんど無理です。
100点が満点ですから、これ以上はちょっと難しいです。
スケートスキル 9.71
技と技のつなぎ 9.50
演技 9.64
構成 9.71
曲の解釈 9.75
動画のスクリーンショットです。
最初の4回転サルコーの着氷姿勢。
美しいです。
着氷後の流れが、いつものように非常に美しいです。
2回目の4回転トウループのステップアウト。堪えて、お手つきは回避しました。
立派です。
しかし、コンビネーションジャンプにならなかったので、単独の4回転トウループを2回実施で大きく減点です。
最後のジャンプの3回転ルッツです。軸が傾きすぎに見えます。
着氷時になんとか堪えた。お手つき無しは立派です。
コレオステップシークエンスのハイドロ。
いつものごとくカッコいいです。
コレオステップシークエンスのイナバウアー。
最後の決めポーズ。見事です。
やり切りました。
演技終了直後の羽生選手の歓喜。
リンクから帰るときは、プーさんがお出迎え。
(商標権がどうのこうのという最近のオリンピック的には、いいのでしょうか?)
羽生選手、金メダル2連覇。本当におめでとうございます。
そして、ありがとうございました。いい演技、そしていい試合を見せてもらいました。
本当に、ありがとうございました。
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