血糖値が「見えすぎる」SFみたいな最新機器で人類はこう変わる
フリースタイルリブレを自分の患者さんに使ってもらった経験について書いています。
引用
「リブレ」は従来の常識をくつがえし、血液を採ることなく手軽に血糖測定ができる夢のようなデバイスだ。頻回の測定が気軽にできるだけでなく、測っていない時間の血糖もメモリに記録し、あとからグラフで振り返ることができる。患者さんにとって点の情報でしかなかった血糖値は、線の情報として「見える化」された。
そうですよね。
この「見える化」が重要なんですよね。
血糖値だけでは無くて、血中のインスリンやケトン体の濃度も同時に見える化してくれれば、もっといいのに。
そんな贅沢なことを考えてしまいます。
将来はできる機械が出てくるのでしょうか?
引用
明るい顔で外来ブースに入ってきたAさんは40代男性、1カ月前にリブレを導入した、1型糖尿病の患者さんだ。血糖値が食後にどのように上がり、インスリン投与でどのように下がるのかつぶさに目の当たりにした彼は、血糖管理をゲームのように理解しつつあった。
私の場合は、インスリン注射はしていないので、自己分泌のインスリンで血糖値をコントロールしています。
なので、摂取する食事の糖質量をコントロールするのが重要です。
私は1gの糖質摂取で血糖値が約5mg/dL上昇しますし、インスリンの分泌量が少ないので、上昇した血糖値がなかなか下降しないということもあります。
なので、極力摂取する糖質量を少なくするというのが基本になります。
まぁ、食べ物を選ぶというゲームになっていますが。
でも時々「実験」とか言って、チートもしますね。
引用
「血糖値がやばい」かどうかは今後、彼女にとって極めて比重の高い価値基準となるだろう。これまでは好きなものを好きなように食べていたのに、これから先なにを食べるにも血糖値のことが頭をよぎるだろう。
当然そうなるでしょうね。
私の場合は、常にそのことを考えています。
「今日の夕食は何を食べようかなぁ?」と考えているときも、血糖値のことを意識して考えています。
血糖値の上昇しない「好きなもの」を見つければいい。そういうゲームだと考えればいいのでは。
70歳を過ぎたご高齢の方の場合は「老い先短いし、好きなものを時々食べればいいのでは。」と思いますが。
糖尿病の合併症の進行を防いで、健康寿命を少しでも伸ばそうと考えれば、食事のことを意識するのは当たり前のことでしょうね。
引用
この不可逆的な変化を与えてしまったことが本当によかったのかどうか、実はよくわからない。自分はその不可逆性を深く理解したうえで、彼女にリブレを勧めていたか。おそらく答えはノーだった。
これについては、医師がフリースタイルリブレの使用について勧める場合は「不可逆性」について考えて、患者さんに説明する必要があるでしょうね。
私の場合は、自分で選択して自費購入して使用していますので誰かに勧められたわけでは無く「私が使いたい。」という自分の意志です。
フリースタイルリブレを使用する前から、血糖測定器で頻回測定していましたし。
よりよい血糖コントロールを考えた上での、私自身の意志による決定です。
但し「面倒くさいから、やーめたっ!」というのも出来るはず。
止めた先に何が起きるのかは分かりませんが。
それは自己責任ですし。
「糖尿病の主治医は自分自身」ですからね。
医師には適切な情報の提供をしてもらった上で、その後は自分自身の意思による選択だと、私は考えています。
私の場合は、自分で調べて自分で選択してという行動で、主治医の意見は参考程度の状態です。
主治医から情報を引き出すためには、自分自身での調査や勉強が必要なんですよね。
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